2014年09月29日

遺留分を無視した遺言書の効力

遺留分とは、兄弟姉妹を除く相続人が亡くなられた方の財産に対して持っている
一定の割合の権利をいいます。

 被相続人(亡くなる方)は、本来自己の財産の処分は自由になすことができるはずですが、
相続財産は相続人の生活保障等の意味合いも持つことから一定の範囲内で相続財産の処分を
制限しようとするのが遺留分の制度趣旨となります。
 
具体的には、夫のAさんが不仲な妻のBさんを無視して愛人Cさんに全財産をあげると遺
言書を書いていても妻のBさんは遺留分の範囲ではAさんの財産の権利を
主張できるというわけです。

このように一定の相続人には遺留分があるわけですが、あくまで主張できる権利という
だけであって遺留分を無視した遺言も有効です。

あくまで遺留分を侵害された相続人が遺言者の死後に遺留分を主張すれば認められる
権利があるというだけです。

しかしながら、そうはいっても遺留分について権利の主張があれば遺言書の効力が
その部分だけ否定されるのは確かですので、遺留分を侵害するような遺言書を
作成する場合は、将来においてもめないような事前準備が必要だと思います。

弊所でも将来の紛争防止も考慮した遺言書の作成に関するご相談を承って
おりますので、お気軽にご相談ください。

お問い合わせ ⇒ 06−4967−9119

<関連リンク>
相続相談室
遺言書作成

大阪府大阪市東淀川区瑞光1−3−12
明徳ビル205
司法書士・行政書士 よどがわ事務所
TEL: 06-4967-9119
URL: http://shiho-shoshi.asia/
posted by よどがわ事務所 at 09:00| 遺言書作成