2014年10月10日

遺言書の封印について

自筆証書遺言を作成した場合、封印(遺言書を封筒に入れてとじめに印鑑を押す)
をする必要があるかどうかを悩む方がいらっしゃるかもしれませんが、
基本的には封印してなくても遺言書としては有効です。

あくまで遺言書の封印は偽造防止や遺言書の中身を他人に見られるのを
防止するためのものですので、その必要がなければ封印する必要も
ありません。

逆に封印していると遺言者の死亡時に裁判所の検認手続を経るまでは
相続人が中身を知ることができなくなりますので、遺言者死亡時に
すぐに遺言書の中身を確認してほしい場合は、封印しない方が
よい場合もあります。

尚、遺言書を封筒に入れただけで印を押してない場合は、封印のある遺言書では
ありませんので、裁判所の手続き前に開封しても問題ありません。

参考:民法条文
(遺言書の検認)
第千四条  遺言書の保管者は、相続の開始を知った後、遅滞なく、これを家庭裁判所に提出して、
その検認を請求しなければならない。遺言書の保管者がない場合において、相続人が遺言書を
発見した後も、同様とする。
2  前項の規定は、公正証書による遺言については、適用しない。
3  封印のある遺言書は、家庭裁判所において相続人又はその代理人の立会いがなければ、
開封することができない。

(過料)
第千五条  前条の規定により遺言書を提出することを怠り、その検認を経ないで遺言を執行し、
又は家庭裁判所外においてその開封をした者は、五万円以下の過料に処する。

弊所でも遺言書の書き方も含めて将来の紛争防止も考慮した遺言書の作成
に関するご相談を承っておりますので、お気軽にご相談ください。

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posted by よどがわ事務所 at 09:00| 遺言書作成