2014年10月15日

共同遺言の禁止

御夫婦仲がよい場合、子供達のために一緒の紙で遺言書を記載する場合も
あるかと思いますが、民法上、同一の証書で遺言することは禁止されて
おり、このような遺言書を作成しても法律上無効となります。

共同遺言を認めてしまうと各遺言者が遺言の撤回や変更が難しくなったり、
遺言者の遺言の自由を制限するおそれが生じるからです。

尚、同一証書に2人以上の遺言が記載されている場合に、そのうち1方に氏名の
自署がないなどの方式違反による無効事由がある場合でも、違反のない他方も
判例上は共同遺言として無効になるとされているようです。

また、作成名義の異なる2つの遺言書が別に記載され、契印の上で合綴されている
自筆証書遺言でも容易に切り離すことができる場合には、共同遺言にはあたらないと
した裁判例もあります。

(共同遺言の禁止)
民法第975条  遺言は、二人以上の者が同一の証書ですることができない。

弊所でも遺言書の書き方も含めて将来の紛争防止も考慮した遺言書の作成
に関するご相談を承っておりますので、お気軽にご相談ください。

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posted by よどがわ事務所 at 09:00| 遺言書作成