2014年11月10日

借用書や金銭消費貸借契約書の遅延損害金の制限

遅延損害金とは、貸金などで相手方がなんらかの理由で
返済時期を過ぎても返済をなさなかった場合の貸主側に
支払う損害賠償の金額を事前に定めておくものをいいます。

本来の損害賠償は実際に発生した損害額を賠償するのが
基本ですが、実際に発生した損害というのは算定が難しい
ため、あらかじめ損害賠償額を決めておこうというのが
遅延損害金の定めとなります。

遅延損害金はあくまで相手が約束を守らなかった場合ですので、
高額な取り決めをしたいところですが、利息制限法上制限利率の
1.46倍までという制限がありますので注意が必要です。

10万円未満の場合
20%×1.46倍=29.2%
10万円以上100万円未満の場合
18%×1.46倍=26.28%
100万円以上の場合
15%×1.46倍=21.9%

参考:
(利息の制限)
第一条  金銭を目的とする消費貸借における利息の契約は、その利息が次の各号に
掲げる場合に応じ当該各号に定める利率により計算した金額を超えるときは、
その超過部分について、無効とする。
一  元本の額が十万円未満の場合 年二割
二  元本の額が十万円以上百万円未満の場合 年一割八分
三  元本の額が百万円以上の場合 年一割五分

(賠償額の予定の制限)
第四条  金銭を目的とする消費貸借上の債務の不履行による賠償額の予定は、その賠償額の
元本に対する割合が第一条に規定する率の一・四六倍を超えるときは、
その超過部分について、無効とする。
2  前項の規定の適用については、違約金は、賠償額の予定とみなす。
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