2019年12月04日

遺留分の割合の具体的計算方法

遺留分とは相続人に保証された一定割合の相続できる権利を
いいます。

遺言書で全財産をAにあげると書いても相続人Bが遺留分の
限度では相続権を主張できるというものです。

その計算方法としては以下のものとなります。

例えば、相続人が妻と子供2名の場合、直系尊属のみが相続人で
ある場合でないので、民法1042条1項2号によって2分の1の
遺留分があります。

この2分の1に相続人の法定相続分をかけたものが各相続人の
遺留分の請求範囲となります。

具体的には子供のうちの一人が請求する場合、遺留分は
2分の1×(2分の1×2分の1)=8分の1となります。
妻が請求する場合は、2分の1×(2分の1)=4分の1となります。

※()内が法定相続分です。

弊所でも遺留分がある場合も含めて相続手続きに関するご相談を
承っておりますので、お気軽にご相談ください。

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http://shiho-shoshi.asia/

参考:民法
(遺留分の帰属及びその割合)
第1042条 兄弟姉妹以外の相続人は、遺留分として、次条第一項に規定する遺
留分を算定するための財産の価額に、次の各号に掲げる区分に応じてそれぞれ
当該各号に定める割合を乗じた額を受ける。
一 直系尊属のみが相続人である場合 三分の一
二 前号に掲げる場合以外の場合 二分の一
2 相続人が数人ある場合には、前項各号に定める割合は、これらに
第九百条及び第九百一条の規定により算定したその各自の相続分を
乗じた割合とする。

(法定相続分)
第900条 同順位の相続人が数人あるときは、その相続分は、
次の各号の定めるところによる。
一 子及び配偶者が相続人であるときは、子の相続分及び配偶者の
相続分は、各二分の一とする。
二 配偶者及び直系尊属が相続人であるときは、配偶者の相続分は、
三分の二とし、直系尊属の相続分は、三分の一とする。
三 配偶者及び兄弟姉妹が相続人であるときは、配偶者の相続分は、
四分の三とし、兄弟姉妹の相続分は、四分の一とする。
四 子、直系尊属又は兄弟姉妹が数人あるときは、各自の相続分は、
相等しいものとする。ただし、父母の一方のみを同じくする兄弟姉妹の
相続分は、父母の双方を同じくする兄弟姉妹の相続分の二分の一とする。
posted by よどがわ事務所 at 14:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 相続関連手続き
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