2020年07月10日

遺言書による相続人の廃除

相続人の廃除とは、ざっくりいえば遺留分をもつ相続人から
相続権を奪う制度です。

例えば、自分の相続人となる子供Aから虐待や重大な侮辱を
受けたり、その他著しい非行があったような場合に、その子供に
財産をあげたくないという場合もあるかと思います。

こういった場合、遺言書で他の子供Cに全部あげると
書いておくなどすればいちおう子供Aに財産がいくの
を防ぐことが可能です。

しかしながら、この場合でも子供Aは遺留分の権利は法的に
もっていますので、たとえ遺言書でCに全部あげると書いても
子供Aが権利主張すれば遺留分の範囲では財産をあげる必要が
あります。

こういった遺留分も含めて子供Aに財産をあげないようにする
制度が相続人の排除となります。

この相続人の排除をなすには生きている間は自分で家庭裁判所に
申立すればいいのですが、なんらかの事情で生前はやりたくない
場合は、遺言書での廃除も可能だということです。

弊所でも相続人の排除がある場合も含めて遺言書作成に関する
御相談を承っておりますので、お気軽にご相談ください。

お問い合わせ ⇒ 06−6326−4970

<関連リンク>
相続相談室

大阪府大阪市東淀川区瑞光1−3−12
明徳ビル205
司法書士・行政書士 よどがわ事務所
TEL: 06-6326-4970
http://shiho-shoshi.asia/

民法:
第892条 
遺留分を有する推定相続人(相続が開始した場合に
相続人となるべき者をいう。以下同じ。)が、被相続人に対して虐待をし、
若しくはこれに重大な侮辱を加えたとき、又は推定相続人にその他の
著しい非行があったときは、被相続人は、その推定相続人の廃除を
家庭裁判所に請求することができる。

第893条 
被相続人が遺言で推定相続人を廃除する意思を表示した
ときは、遺言執行者は、その遺言が効力を生じた後、遅滞なく、その
推定相続人の廃除を家庭裁判所に請求しなければならない。
この場合において、その推定相続人の廃除は、被相続人の死亡の時に
さかのぼってその効力を生ずる。
posted by よどがわ事務所 at 15:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 遺言書作成
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