たまに後見は〇〇の職種の専門職が最適だとか宣伝を見かけることも
ありますが、後見に関しては専門職がどうというよりも個人的な
資質の問題の方が大きいと思われます。
確かに、一般に法律的知識は弁護士、司法書士、行政書士があり、税務の知識は
税理士、福祉関連の知識は社会福祉があるものと思われますが、実際の後見業務
でそれを活かせる状況にあるのかは別問題です。
例えば、弁護士や司法書士等の後見人が就任しても法的知識を生かす場面が
ない場合もありますし、資格だけで後見分野の知識が不足している場合も
あり得ます。
また、社会福祉士は身上監護に強そうに思われがちですが、後見人に
就任した人物によってはその知識が欠けていたり、身上監護を
全くしないみたいなこともあり得ます。
きちんと理想の後見事務を果たしてくれるかどうかは基本的には人物を
みて判断するしかないですが、最初の営業トークやらで判断するのも
難しいかもしれません。
世の中には口先だけうまい人もたくさんいるからです。
そこで、客観的に判断すべき指標としては各専門職が所属している
後見関連の団体の会員かどうかです。
例えば、司法書士であれば、リーガルサポート、社会福祉士であれば
ぱあとなあ、行政書士であればコスモスに所属しているかで判断する
のもひとつです。
この団体に入っている人はいちおうの研修や監督を受けており、
何かあっても改善のための苦情がいいやすいからです。
また、福祉関係者に知り合いがいれば過去の後見人としての
仕事ぶりや評判などをもとに判断するのも一つの手段です。
弊所でも成年後見の申立てに関するご相談を承っております。
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2022年03月10日
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