ネット銀行による届け出で店舗型と異なるのは本人の住所が変わって
いる場合です。
店舗型であれば登記事項証明書と住所が違っていても本人と分かれば
手続きしてもらえますが、ネット銀行の場合は住所の変更が分かる
証明書類として住民票や戸籍の附票を要求されることが多いです。
その場合、届出時には住所の変更は分からないことが多いので、
書類まるごと突き返されることが多いです。
また、専門職が事務所住所で登記していても自宅の現住所での
登録しか認めなかったりすることもあるので、大事な書類が
自宅に送付される羽目になることもあります。
事務所住所の方は注意が必要です。
最後に登録が完了するとパスワードやらは送ってくれますが、
ログインIDなどは本人が使っていたものを流用する前提で
なぜか送ってくれないことが多いです。
なので、自分でログインIDを調べたりする必要があったりします。
また、そもそもネット銀行なのでパスワードのカードやその他書類が
見つからない場合は、存在自体の把握が難しい場合もあり得ます。
ネット銀行は基本的に郵便物や通帳がなく、店舗型のように訪問による
調査もできません。
本人自身が財産状況を把握できないような成年後見の申立てが必要と
なった際には届出自体が漏れる可能性も十分あると思われます。
ネット銀行を使用してそうな方の後見人等に就任した際には
注意が必要かもしれません。
弊所でも成年後見の申立ても含めて高齢者の財産管理に関するご相談を
承っております。お気軽にご相談ください。
お問い合わせ ⇒ 06−6326−4970
<関連リンク>
・成年後見申立て
大阪府大阪市東淀川区瑞光1−3−12
明徳ビル205
司法書士・行政書士 よどがわ事務所
TEL: 06-6326-4970
URL: http://shiho-shoshi.asia/
2022年09月28日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/189836432
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/189836432
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック